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大浦阿蘇神社の獅子舞(おおうらあそじんじゃのししまい)天草市

大浦阿蘇神社の獅子舞のイメージ

所在地

天草市有明町大浦

利用案内

  • 駐車場:
  • トイレ:

解説

獅子天高く吠える大浦阿蘇神社

大浦阿蘇神社は、明治時代の宮司森崎善輝氏の記録「阿蘇神社由緒建物書上帳」によれば、慶長年間(1596年~1614年)に天草を支配していた寺沢志摩守以前からあったと記述されています。祭りの行列は、栖本組大庄屋小崎家に残る系図に、「第8代当主重雄の頃、明和6(1769年)9月、阿蘇宮例祭に供奉の行列を始む」とあり、今から235年ほど前に始まったようです。
祭りのハイライトである獅子舞も同時期に始められました。この獅子舞については、浜崎栄三氏が「あまくさの民俗と傳承」の中で「小倉在日本民踊学院院長小間浩史氏によれば、大浦の獅子舞は唐津のものとよく似ているといわれ、また、対馬の獅子舞も唐津と同じだという。大浦阿蘇神社が200年の歴史を誇れば、唐津のものは更に200年古く、さらに対馬のものは唐津より200年古いといわれている」と紹介しています。栖本組大庄屋小崎家は、唐津出身であり、獅子舞が唐津から伝わった可能性は十分にあります。他にも、大陸風の衣装道具から、源は遠く中国にあるとか、八代妙見宮から伝わったという言い伝えもあり、その由来は謎に包まれています。獅子は百獣の王。その威で悪役を退散させ、五穀豊穣と地域住民の健康を祈ります。その他、獅子に子どもの頭をかんでもらえれば元気に育つ、獅子に邪気を払ってもらえれば、繁栄するともいわれています。
獅子組は昭和の初め頃までは、出店の前に立ち、菓子などの贈呈を受けていました。その頃は、200人の祭の行列は大行列で、町内外から多くの見物客が訪れたりするなど、村挙げての盛大な祭りだったようです。以前、祭りは10月18日、19日に行われていましたが、今では10月の第3土曜・日曜日に行われています。現在は人口の減少による後継者不足など問題点も抱えていますが、獅子舞(天草市有明町の祭りでは唯一の獅子舞)やとこせい等をはじめとする行列は、地域の住民に今なお愛され続けており、祭りは代々受け継がれ現在まで途絶えることなく続いています。今でもこの祭りは大浦の地域住民の心が一つにまとまる地域最大の行事です。

地図

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