ヌルデ
ヌルデ Rhus javanica L. var. chinensis (Mill.) T.Yamaz. ウルシ科
ウルシ科の落葉樹で、やはり羽状複葉をつけます。他のウルシ属の樹木と異なり、葉の中軸に「翼(よく)」と呼ばれる張り出しがあり、簡単に見分けることができます。また、黄色に紅葉するのも特徴的です。葉にはアブラムシがむしこぶを作ります。このむしこぶは五倍子(附子)と呼ばれ、薬や染め物に用いられました。
果実の表面は塩辛いですが、成分は塩化ナトリウム(食塩)ではないので塩分補給にはなりません。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)
![]() ヌルデの開花 |
![]() ヌルデの雌花。茶色い粒は退化雄蕊。 |
![]() ヌルデの結実の様子。 |
![]() ヌルデの果実。 |
![]() ヌルデの果実から種子を取り出したところ |
![]() ヌルデの種子。 |









