ヤマウルシ

ヤマウルシ Toxicodendron trichocarpum (Miq.) Kuntze ウルシ科

 落葉の高木で、やはり羽状複葉をつけます。複葉を構成する小葉は丸っこい卵形です。また、果実はもじゃもじゃとした毛に覆われ、他のウルシ属植物から簡単に見分けることができます。

 ヤマウルシもかぶれを起こしやすい植物ですので、不用意に近づかない方がよいでしょう。しかし、ヤマウルシをはじめとしたウルシ属の植物は紅葉がとても美しく、色彩的に変化の乏しい雁回山の常緑樹の林を見事に彩ります。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)

森林の木が倒れてできた陽だまりに急速に成長した幼木の様子。

若いヤマウルシの木(2014年6月5日撮影)

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