ハゼノキ

ハゼノキ Toxicodendron succedaneum (L.) Kuntze ウルシ科

 和ろうそくの原料となる「櫨の実」をつける落葉高木です。かつては熊本藩が藩の産物として取り扱っていたこともあり、県内各地で当時植栽されたハゼノキ並木を見ることができます。雁回山にも生えていますが、こちらは植えられたものではなく、種子が鳥などによって運ばれて入り込んだものではないかと思われます。
 ウルシ科の植物で、敏感な人は近くに寄っただけでかぶれることがあります。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)

ハゼノキは落葉広葉樹で秋に赤く色づき、冬には葉を落とす。写真は秋に赤く黄葉した様子を写したもの。

ハゼノキの紅葉(2015年11月30日撮影)

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