タブノキ
タブノキ Machilus thunbergii Siebold et Zucc. クスノキ科
照葉樹林を構成する主要な常緑樹の1つです。沿海地に多いとされますが、雁回山にもよく生えています。葉は、先の方がやや幅広い楕円形で、葉先がツンと伸びることが多く、裏は表に比べると白っぽい色をしています。
現在はそれほど利用されないタブノキですが、かつてはお線香の原料の1つ(粘結剤)として重要な生物資源だったようです。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)
![]() タブノキの芽(2010年3月2日 宇土市白山にて撮影) |




