クリ

クリ Castanea crenata Siebold et Zucc. ブナ科

 雁回山のあちらこちらに自生する、ブナ科の落葉樹です。自生の栗は果実が小さく、「柴栗」や「山栗」などと呼ばれますが、生物学的には栽培の栗とおなじ種であるとされています。

 葉の形はクヌギに似ていて、実がなっていないときは見分けが難しくなります。クリの方がピンと張った感じの葉で、枝先の芽が栗の実のような形をしています。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)

太い栗の木の根元の写真。大きなうろ(穴)が開いている。

クリの木の幹(2015年11月30日撮影)

 

クリの果実の写真。いがに包まれている。栽培のクリにくらべて小さく、中に入っている果実の数も1個か2個で少ないことが多い。

クリの果実(2012年12月8日撮影)

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