カゴノキ
カゴノキ Litsea coreana H.Lév. クスノキ科
雁回山を歩いていると、時たま樹皮にまだら模様のある木に出くわします。この模様は、病気でも、動物の食害でも、人のいたずらでもありません。これはカゴノキの樹皮のはがれ方の特徴で、このようなまだら模様(鹿の子模様)が、カゴノキ(鹿子の木)の名のいわれだそうです。
樹木は生長するにしたがって、古い樹皮が割れたりはがれたりして幹に模様が生まれます。この模様は、種ごとにある程度決まっており、樹木の見分けに利用することができます。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)
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