シロシャクジョウ

シロシャクジョウ Burmannia cryptopetala Makino ヒナノシャクジョウ科

 か細い感じのヒナノシャクジョウ科の腐生植物です。ヒナノシャクジョウ科植物の多くは腐生植物です。全体白色ですが、花の先端だけがやや黄色い色合いをしています。ルーペ(虫眼鏡)で見ると小さいながらも美しい花を観察することができます。シロシャクジョウに近い仲間で九州に生育するものとしてキリシマシャクジョウがありますが、雁回山ではまだみつかっていません。また、シロシャクジョウやキリシマシャクジョウが生える環境には、ホンゴウソウもセットで生育することが多いといわれています。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)

シロシャクジョウの生育の様子。全身ほぼ白色で葉もほとんど目立たない。1本の茎が伸びて丈夫で枝分かれし、花が5つほどついている。

シロシャクジョウの生育の様子(2014年10月9日撮影)

シロシャクジョウの生育の様子。高さ5cm程度、全体白色。

シロシャクジョウの生育の様子(2014年10月9日撮影)

シロシャクジョウの生育の様子。数本の茎がまとまって生えている。

シロシャクジョウの生育の様子(2015年10月16日撮影)

シロシャクジョウの生育の様子。この個体は花数が少なく、2つしかついていない。

シロシャクジョウの生育の様子(2021年9月8日撮影)

 

メインページに戻る

ページの先頭へ戻る