ミズヒキ
ミズヒキ Persicaria filiformis (Thunb.) Nakai タデ科
林内の道端などによく生えています。花は、30cm 以上に伸びた細い枝に、小さな花が点々とつきます。花は基本紅色で白色も混じっており、花序全体として紅白のめでたい色の組み合わせになります。その様を、贈答などに用いる飾り紐の「水引」に見立てた名と思われます。
果実はいわゆる「ひっつき虫」で、雌しべの先が残って鍵状になり、動物の毛や私たちの衣類に引っ掛かります。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)
![]() 開化の様子(2010年9月16日撮影) |