ウラジロ

ウラジロ Diplopterygium glaucum (Houtt.) Nakai ウラジロ科

 日本のお正月を経験した人なら一度は見たことのあるシダでしょう。その名の通り、葉の裏が白みがかっています。
 シダの仲間では、地下茎から地上に伸びた部分がひとまとめで一枚の葉とされています。ウラジロのように葉(のようなもの)が左右一対に伸びてその間に芽があり、葉の途中に芽(成長点)がある構造になっています。これは維管束植物の古い姿を今に伝えているのではないかといわれています。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)


生育の様子(2014年6月5日撮影)

生育の様子(2014年6月5日撮影)

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