アラカシ
アラカシ Quercus glauca Thunb. ブナ科
雁回山で最もよく見られる常緑生のドングリの木の 1 つです。雁回山だけでなく、熊本県内の様々な低山に生育するほか、神社や公園によく植栽されており、とても身近な種類です。
葉は常緑で厚く濃い緑色、倒卵形で、葉の真ん中付近から先端にかけての葉の縁には鋸歯があります。葉の裏はやや白くなっています。ドングリは、小さめの卵形で、しま模様の帽子(殻斗)が付いています。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)
雁回山の森林を形成する主要な常緑高木のひとつです。葉は常緑で厚みがあり固く、裏面は白みがかっており、倒卵形(真ん中より先の方が幅広い)。葉の縁には先半分にギザギザ(鋸歯)があります。果実(ドングリ)は卵形で小さく、殻斗(ドングリのはかま、ぼうし)しま模様をしています。ドングリはアクが強く、そのままでは食べられません。
庭や公園、街路にも植えられ、町中でも見かけることのできるドングリの木です。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)
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![]() アラカシの葉と若い果実 |
![]() アラカシの若い果実。 |
![]() アラカシの熟し始めた果実 |
![]() アラカシの冬芽 |








