アケビ

アケビ Akebia quinata (Houtt.) Decne. アケビ科

 雁回山に限らず、身近な山地で普通に見られるつる植物の仲間です。春に開花し、秋に大きな赤い果実が実ります。果実は熟すと裂けて、中の白い果肉が見えるようになり、鳥や哺乳類の格好のエサになります。この果実が開く性質から、「開け実」→「アケビ」の名が付いたという説があります。
 葉は小さな葉(小葉)が 5 つ集まって 1 つの葉となっています。小葉の縁は切れ込みも波打ちもなく滑らかで、形は楕円形です。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)


開花期の様子(2015年3月12日撮影)

 

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