ムサシアブミ

ムサシアブミ Arisaema ringens (Thunb.) Schott サトイモ科

 低山でよく見かけるサトイモ科テンナンショウ属の仲間で、雁回山では最も多く見られる種類です。
 多くの種が鳥足状の複葉をもつテンナンショウ属植物の中で、三つ葉になるムサシアブミは少数派です。また、花序を包む仏炎苞は帽子状で、縁が張り出した独特の形をしています。これらの特徴から、とても覚えやすい種類の一つと言えます。
 鐙(あぶみ)とは、馬の鞍の両脇にぶら下げて使う足かけのことです。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)

開化の様子。
(2011年3月24日撮影)

 

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