アオモジ

アオモジ Litsea cubeba (Lour.) Pers. クスノキ科

 雁回山の山頂近くに生えることが多いクスノキ科の落葉樹です。山の稜線付近などの、たびたび崩壊がおきるような不安定な環境に形成される「アオモジ群落」を構成する重要な樹種です。
 落葉樹なので冬に落葉します。春には写真のように、葉の展開の前に一斉に開花します。樹全体が開花によってレモン色に萌える姿もさることながら、その花や葉をもんだ時に香るさわやかな柑橘系の香りもすばらしい。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)


開花期の様子(2015年3月12日撮影)

 

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