エゴノキ

エゴノキ Styrax japonicus Siebold et Zucc. エゴノキ科

 エゴノキという名は、「えぐい木」という呼び方から来たという説があります。実際、種子にはサポニンという有毒性分が含まれています。昔は、エゴノキの毒成分を利用し、魚毒漁にも用いられたといわれます。そんなエゴノキですが、昆虫がむしこぶを作ったり、鳥が果実(種子?)を食べたりと利用しています。自然というのはしたたかというか、抜け目ないというか。生物たちの間の関わり合いは不思議です。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)

エゴノキの白い花

エゴノキの花

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