アマクサシダ
アマクサシダ Pteris dispar Kunze イノモトソウ科
名前に「アマクサ」を冠し、熊本に縁のある人にとっては、とても印象的な名前です。形も独特で、とても覚えやすいシダの1つです。日本植物学の父牧野富太郎によると、アマクサシダの名は「肥後ノ天草島ニ産スルヨリ云フ」とされています。
しかし、天草だけに生育するものではなく、関東以西の本州(日本海側を除く)、四国、九州、琉球に普通に生育している、身近なシダの仲間です。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)
![]() アマクサシダの生育の様子(2015年9月5日撮影)。 |