オオハナワラビ

オオハナワラビ Botrychium japonicum (Prantl) Underw. ハナヤスリ科

  林の中に生えるシダ植物です。光合成をして栄養を作るための栄養葉と繁殖のための胞子を作る胞子葉という2種類の葉を作ります。胞子葉がまるで花穂のように見えるシダの仲間(わらび)という意味でハナワラビという名が付いています。
 冬に胞子葉が伸びてきます。胞子葉は縦にまっすぐ伸び、先の方に胞子嚢群が多数つきます。その様子を花にたとえて、「花が咲くシダの仲間」という意味の「ハナワラビ」という名前になっています。(平成27年度企画展「雁回山、植物巡り」展示解説より)


生育の様子(2015年9月5日撮影)

 

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