2021年「地質の日」Web企画in熊本県博物館ネットワークセンター
私たちの生活と密接な関わりのある大地。その大地の性質「地質」についての理解を推進する日として、2008年に5月10日が「地質の日」に制定されました。「地質の日」には全国各地の大学や博物館がイベントを開催しています。
熊本県でも、「地質の日」くまもと実行委員会が毎年イベントを開催していますが、今年はコロナウイルス感染症拡大防止のため、それぞれの参加施設・団体がWeb上でイベントを行っています。下に「各施設・団体のWeb企画への案内」がありますので、是非、見に行ってください。
熊本県博物館ネットワークセンターでは、「宇土半島の地質を解説した動画」と「生命の進化ぬりえ」をお楽しみください。
- 「地質の日」って何?(地質の日事業推進委員会のウェブサイトへ行きます)
- 宇土半島の地質を解説した動画
- 生命の進化ぬりえ
- 各施設・団体のWeb企画への案内
その1 宇土半島の地質~有明海側編~
宇土半島は、約8000万年前の中生代白亜紀から約9万年前までの地層があり、いろいろな種類の岩石や面白い見た目の地層など見所がたくさんあります。また、約6000年前の縄文海進の跡も見られます。ここでは、宇土半島の有明海側で見られる地層について動画で紹介します。
(動画)「宇土半島の不思議な地層 有明海側編」
九州の中央から西南西に突き出た宇土半島の有明海側は遠浅の干潟が有名です。そのほかにも、ふとんのような岩や溶岩ドーム、海上の洞穴など見所がたくさんあります。ここでは「地質」をキーワードに、宇土半島を旅していきます。
(動画)「ピンク石のふるさとを求めて」
宇土市内の多くの建造物と、遠く離れた近畿・中国地方で古代の大王の棺に使われた天然のピンク石「馬門石」。この馬門石がどこでどうやってできたのか、その誕生の秘密に迫っていきます。
その2 生命はどうやって進化したの?
今、地球上にいる生命は、およそ38億年前に誕生したといわれています。それから長い時間をかけて進化し、今のような色々な種類に分かれてきました。私たち人間もそのように進化してきた生命の1つです。
生命は、進化によって、環境の様々な変化に対応してきました。そのため、長い進化の中で、絶滅してしまったものもいれば、種類は減ったけれど現在まで生き残っているものもいます。また、大昔から形が変わらないものもいれば、先祖とは似ても似つかないものもいます。
生命の進化のイラストを作りました。イラストはダウンロードできますので、大昔の生き物を想像しながら、色を塗ってみてください。
生命の進化生命の進化 | 陸上植物の進化陸上植物の進化 |
脊椎動物の進化脊椎動物の進化 | 頭足類の進化頭足類の進化 |
「地質の日」Web企画のご案内(クリックすると各施設・団体のウェブサイトに行きます)
・地質の日事業推進委員会:https://www.gsj.jp/geologyday/index.html
・阿蘇火山博物館:http://www.asomuse.jp/education/
(阿蘇ジオパークと阿蘇火山博物館の紹介動画)
・熊本博物館:https://kumamoto-city-museum.jp/?cID=1150&vfid=1441
([VR]金峰山の上(西側)からみた熊本市周辺の火山)
・御所浦白亜紀資料館:http://gcmuseum.ec-net.jp/geologyday2021/
(むかしのいきものぬりえ)
・御船町恐竜博物館:https://mifunemuseum.jp/blog/2021/05/10/geologydayweb2021/
(恐竜を見つけにいこう)
・熊本県地質調査業協会:http://www.27kumachi.server-shared.com/index.html
・水とみどりの愛護基金:https://kumamoto-city-museum.jp/168/web/895/932
(動画「水はみんなの命」5分バージョン インスタグラム)
・熊本県博物館ネットワークセンター(TOP):https://kumamoto-museum.net/kmnc/