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牛深のサソリモドキ(うしぶかのさそりもどき)天草市

所在地

天草市牛深町岡四

利用案内

  • 駐車場:遠見山公園に30台駐車可
  • トイレ:遠見山公園にあり

解説

サソリ?日本にだってこんな生き物がいる。

サソリモドキとは

正式には「アマミサソリモドキ」といい、サソリモドキ科サソリモドキ属に分類されます。熊本県から鹿児島県徳之島までに分布し、北限が天草の牛深市です。

体のつくりは

体長は4~5cmで、黒っぽい色をしています。牛深では墓地でよく見られることから「ハカムシ」と呼ばれています。体の色は黒っぽく、おしりのところに細長い尾があり、かたちがサソリに似ています。しかしサソリとは縁が遠く、むしろクモに近い仲間です。

毒針はないけど

サソリのように毒針は持ちませんが、危険を感じるとおしりから強い酢酸のにおいがする液を発射して身を守ります。油断して近づくととてもくさい液をかけられます。直接皮膚についたり目に入ったりすると危険です。

生活の様子は

夜行性で、昼間は石や倒木の下にかくれています。夜になると出てきて、昆虫やヤスデ、陸貝などをとらえて食べるようです。

サソリモドキの仲間は

アジアやアメリカなどの熱帯から亜熱帯に広く分布し、約70種が知られています。日本では台湾から沖縄近くまでに分布する「タイワンサソリモドキ」と、この「アマミサソリモドキ」の2種類が記録されています。天草には、南方から船などで運ばれてきたものと考えられています。

県指定天然記念物です。

昭和39年(1964)に県指定天然記念物に指定されました。最近では牛深でも丘陵地の開発や墓地の整備などにより生息場所がなくなり、数が少なくなってきています。 

参考文献

『くまもと自然大百科』 熊本日日新聞社 1995

周辺情報

近くには、遠見山すいせん公園、うしぶかハイヤ大橋、うしぶか海中公園、茂串・砂月海水浴場などがあります。

地図

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