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小原高柳のゲンジボタル(おばるたかやなぎのげんじぼたる)菊池市

小原高柳のゲンジボタルのイメージ1
小原高柳のゲンジボタルのイメージ2

所在地

菊池市旭志 小原と高柳

利用案内

  • 駐車場:なし
  • トイレ:なし

解説

高柳はゲンジボタルの宝庫です。

菊池市旭志の川にはホタルがどこにでも・・・・

菊池市旭志では、菊池川の支流が村内を流れていて、そのほとんどでホタルを見ることができます。早いところでは5月上旬(合志川、岩本・伊萩地区)から、遅いところでは6月中旬(渡瀬川、小原地区)まで長い期間見ることができます。

ホタルの住む川にどんなひみつが・・・・

もともと川の上流部には人家が少なかったので、水質はきれいでした。また、川へは数ヶ所で湧き水が流れ込んでいます。しかし、ホタルが飛び交うのは人家の近くです。川に流す家庭からの生活排水に、水生生物に対する影響の少ない洗剤を使用するなど、地域の人々の自然環境への取り組みも見逃せません。そして、ホタルのえさとなるカワニナが川にたくさんいます。昭和61年の数万とも言われるホタルの乱舞はこの豊富なホタルのえさがあったからです。

どんなホタルがどこに・・・・

菊池市旭志では、水辺を飛び交うホタルのなかまでは日本で一番大きいゲンジボタル(体長12~22mm)が多く見られます。このゲンジボタルは、幼虫の時、水中でくらしますが、水質にとても敏感でいつも水の流れている川にしか棲みません。陸上に上がるのは幼虫からさなぎになる時です。成虫になると、メスの方が大きくなります。ゲンジボタルは、オスもメスも光りますが、光りながら飛ぶのは、ほとんどがオスです。特に、小原・高柳地区は二鹿来川と渡瀬川の2つの川がすぐ近くを流れています。5月中旬から下旬にかけて二鹿来川、6月上旬から中旬にかけて渡瀬川沿いでホタル見物ができます。また、この時期に小原・高柳地区ではホタルフェスタが開催され、臨時バスも出て、ホタルの見物客でにぎわいます。

参考文献

『くまもとホタルの里100選』 熊本県ホタルを育てる会編著・発行 1991
『くまもとのホタル』 熊本県ホタルを育てる会編著・発行
栗林慧 『科学のアルバム ホタル 光のひみつ』 1991
大場信義 『ホタルの里 森の新聞4』 1996
こどものための「ほたる図鑑」(ホームページ)  東京ゲンジボタル研究所 
サーバー移転のためアドレス変更→ 『蛍(ほたる)図鑑』 東京ゲンジボタル研究所

周辺情報

ホタルフェスタの時は、臨時駐車場やトイレが設置されます。
近くには、四季の里旭志や道の駅旭志などがあります。また、湯舟の溜め池や杉井川の杉、馬頭観音のタブノキ、姫井の水神木などがあります。

地図

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