menu

前のページに戻る

城野松尾神社の絵馬(きのまつおじんじゃのえま)山鹿市

所在地

山鹿市菊鹿町木野

利用案内

  • 駐車場:あり
  • トイレ:あり

解説

鹿本で一番絵馬が多い神社

平成13年・14年の2カ年にわたり鹿本郡市(現山鹿市、熊本市北区植木町)の170を超える神社に奉納されている約740点の絵馬を鹿本郡市文化財保護委員連絡協議会が調査されました。その結果分かった事ですが、鹿本郡市で最も多くの絵馬が奉納されている神社が城野松尾神社でした。
松尾神社は大同2(807)年、京都の松尾大社の分霊を勧請(かんじょう)したもと伝えられています。 中世には多くの肥後の侍の信仰を集めていたことが古文書から読みとることができます。戦国時代、天正16(1588)年の国衆一揆の際、神社は壊され神領も荒らされましたが、加藤清正入国後遷宮され、細川氏により寛政14(1637)年に社殿が造営されたそうです。11月29日に行われるお祭りでは市が立ち肥後にわかななども行われ大変にぎわったそうです。今でも祭りでは地域の人たちがにわかを演じ好評を博しているそうです。
さて、この松尾神社には29枚の絵馬が奉納されています。そのうち奉納された年が記載されているものが12枚で、最も古いもので幕末、嘉永2(1849)年で、新しいものでは昭和55年のものもあります。最も多く描かれているのは武者絵で13点あります。おもしろい絵柄としては赤穂浪士の討ち入りの絵や松尾神社の祭りの小屋割りを描いた絵図などがあります。また酒の神様松尾神社らしく酒樽を作る様子を描いた絵図や酒樽に鍵を掛けて禁酒を願う絵馬などが奉納されています。
また、境内には樹齢700年といわれるクスのほか御神木となっている2本のイチイガシ、ムクなど巨木が見事です。一度松尾神社に行ってみてください。

参考文献

鹿本郡市の絵馬編集委員会 『鹿本郡市の絵馬』 鹿本郡市文化財保護委員会連絡協議会 2003

周辺情報

近くには、古代山城「鞠智城跡」があります。

地図

大きな地図で見る(別ウィンドウで開きます)